函館山楽クラブ(旧)

函館で育った中高年の方なら学校のスキー遠足といえば「吉野山」だった。ＪＲ大沼駅（昔の駅名は軍川駅）から歩いてスキー場に行った事が懐かしく思われる。以前はスキー場だった斜面を往復して登っていたが今は傾斜が緩く景色の良い北尾根から登り、山頂からはスキー場だった急斜面を幼児用の小さく平べったいプラスチックそりや大判の化繊敷物を使って「尻滑り」を楽しみながら下る。
今年初のカンジキ登山は大沼にある吉野山、準備万端で出発を待つ。雪は少なく尾根に向かって一列になって作業道歩きを開始。尾根に出て進むと「ぶな」の巨木が迎えてくれる。登山開始から一時間半弱で頂上に到着、風も弱く昼食後に記念撮影。これからスキー場だった急斜面を尻滑りで下って行く。ワァワァ、キャアキャアと尻滑りを楽しんで下に着く頃には青空が広がり、駒ヶ岳をバックに　ハイ、チーズ。今度は皆の笑顔が良く見える。間もなく登山口、広々とした昔の子供用ゲレンデ跡を思い思いに下る。青空が広がって白銀が一層輝く