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山楽人
山楽人
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2018年01月15日

1月14日(日) 隅田盛

無積雪期の駒ヶ岳は、赤井川コース6合目駐車場から馬ノ背まで1時間少々で行き着けるなど気軽に登れるが、積雪期は長い林道歩きを強いられる。しかし、裾野を辿る冬道は、雪と樹林が織りなす美しい情景に魅力がある。今年2回目の会山行は、東大沼の畔から留の沢に沿う林道を詰めて、駒ヶ岳の一角を占める隅田盛(892.2m)を目指す。参加者は会友のNさんを含めて25名。

二日前に降った大雪のため、アメダス大沼(軍川小学校)の積雪はこの朝で58cmあった。東大沼キャンプ場からJR函館本線(砂原回り)に沿って延びる林道は、大沼多目的グラウンド「トルナーレ」の先で除雪が終わっていた。これを確認してからキャンプ場の駐車場で車6台に乗り合わせ、林道の脇に入った除雪終点に止めた(4日前の下見時には更に1.5kmほど先まで車が入った)。氷点下10℃ほどの厳しい冷気の中で、出発準備を整える。リーダーから今日の行動予定について説明があり、8時40分に出発。
出発前のリーダー説明

JR線路から離れ、留の沢右岸(上流に向かって左側)に沿う林道を進む。二日前の風雪の名残で、幹枝に雪をまとった樹林が美しい。標高140m付近に車止めゲートが設置されていた。
C140mゲート付近を進む

C185m付近、留の沢を渡る手前に北海道設置の雨量計(写真の後方)があり、その前で休憩を取る。この頃になると太陽光を受けて身体が温まり、衣服を調整する。
C185m付近の道設置雨量計前で休憩

留の沢(ここでは沢らしくない)を左岸に渡り、その先で二股になった左側の林道に入る。この林道は地形図に記載されていない。トップを短い時間で交替しながら進む。
留の沢を渡ってC200m付近を進む

林道のC220m付近から、青空を背景にした駒ヶ岳の美しい姿が望めた。中央に隅田盛と奥に剣ヶ峰、右に砂原岳、左はC584mポコ。
C220m付近から望む駒ヶ岳の峰々

横津岳を背に、C220m付近を進む。快晴の空のもと、風はほとんどなく、眺めも素晴らしくて上々の気分。
横津岳を背にC220m付近を進む

林道は再び留の沢を右岸に渡り返し、上流に向かって延びている(地形図に破線で記載されている)。背の低い落葉松の疎林帯になり、眺めがさらに良くなった。
展望を楽しみながらC330m付近を進む

C380m付近で林道が二股に分かれ、真っ直ぐ隅田盛に向かう左側の林道に入る。剣ヶ峰の岩峰がすっきりと聳えている。
C380m付近から望む駒ヶ岳の峰々

隅田盛を正面に見て進む。傾斜が少しずつ増してきた。
隅田盛を正面に見て進む

C450m付近で休憩。麓には鹿部町の中心部と太平洋が眺められた。
C450m付近で休憩

C530m付近で最後の一息を入れる。登山行動停止予定の12時30分が近づいてきたため、隅田盛(ピークは中央右)の登頂は諦めて、左側に見える尾根の肩(地形図でC609mのポコ)を最終地点とする。
C540m付近

上と同じ地点から眺めた砂原岳は、「ゴリラの顔」がだいぶん崩れてきた。
C540m付近から望む、崩れた「ゴリラ顔」の砂原岳

12時30分、C609mポコに到着。30分間のランチタイムとする。
C609mポコの展望レストランでランチタイム

C609mポコからの眺望を紹介。先ず、隅田盛(左、ピークは右奥に平たく見える部分)と剣ヶ峰。
C609mポコから隅田盛と剣ヶ峰

剣ヶ峰をズームアップ。
C609mポコから剣ヶ峰

砂原岳。左手の平坦に見える場所は火口原の縁。
C609mポコから砂原岳(「ゴリラの顔」はまったく見えない)

森町(旧・砂原町)と鹿部町の境にある東円山(481.3m)と、噴火湾越に室蘭方面。
C609mポコから東円山と室蘭方面

鹿部町の中心部。市街地のすぐ手前は鹿部飛行場。
C609mポコから鹿部町中心部

横津岳と袴腰岳。左のなだらかで丸い山頂は、鹿部丸山。
C609mポコから横津岳と袴腰岳

C609mポコで集合写真を撮影し、13時ちょうどに下山を開始。
集合写真~その①
集合写真~その②

15時15分、除雪最終地点に下山終了。登山装備を解いて車に積み込み、林道に出してからリーダーの締めで解散した。
下山後の締め

二日前の大雪の影響で林道歩きが予定より長くなり、ラッセルにも時間を要した。隅田盛のピークこそ踏めなかったが、冬晴れの空のもと、雪景色をたっぷりと堪能することができた。



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