10月12日 恵山・岬展望台恵風ルート
10月自然部の山行。紅葉狩りが目当ての山行なのだが,ちょっと早かった。それでも「花は盛りに,月はくまなきをのみ見るものかは」と昔の人が言ったように,紅葉の始まりを楽しむことができた。9時半くらいにホテル恵風駐車場を出発。20分くらい「森林浴コース」を歩く。
途中鹿が角をこすりつけた跡が方々の木に見られた。
森林浴コースから林道に入り,砂防ダム横の登山口から登り始める。途中ずいぶん実のついたツルリンドウを発見。
アキノキリンソウも花の少ない道では一際,鮮やか。
10時23分頃,視界が開けて来る。
この辺りからその時期には見事な紅葉が見られるのだが,今年はまだ3分くらいだった。
ナナカマド(多分)などはきれいな赤に染まっている。
さらに登ると恵山の荒々しさと紅葉が混ざり合う。
紅葉した健気なリンドウ。
登りの終わりかけで休憩。
分岐で岬展望台へ向かう。途中,一行が歩く様子は晩秋の趣。
風が冷たいので展望台では全体写真を撮るだけにして,風のないところまで歩く。
向かいの三角山(勝手に命名)はところどころ斑点状に紅葉している。
色づいた薄と恵山もいい。
展望台へ行く途中ではツゲの実も見られた。
展望台へのルートをぐるっと回って元に戻り,下山する。往きには気づかなかったオオカメノキの実が目についた。
駐車場着は12時半。これも往きには気づかなかったエゾヤマツツジの狂い咲きに気がついた。
下山後は「恵風」で思い思いの食事をいただき,ゆっくり入浴して帰途に就いた。紅葉を楽しむ秋の山行の始まりだった。
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