2月8日(木) 大沼湖上ウォーキング

まるさん

2018年02月09日 22:50

2月11日(日)実施予定の「北斗市自然に親しむ会」
   http://hokutosizen.naturum.ne.jp/
の行事に先駆けたルート下見と氷厚計測を兼ね、当会「自然部」の行事として実施。大沼西岸の「大沼国際セミナーハウス」前から出発し、東岸「東大沼キャンプ場」をゴールとする約4.8kmの湖上雪原を踏破した。当日当地の天気は晴れのち雪。参加者は当会8名、会友のNさん、他会・グループから3名の計12名。


大沼という地名はアイヌ語の「ポロ・ト」に由来し、「ポロ」は「大いなる」、「ト」は「湖沼」や「水溜まり」を意味しているという。江戸時代前期の1640年(寛永17年)、北海道駒ヶ岳の大噴火によって山頂部が崩壊し、流出した岩屑(がんせつ)なだれで河川が堰き止められて現在の姿になったとされる。セミナーハウス前の駐車場で、出発前の自己紹介とルート確認を行う。


09時40分、「セミナーハウス」入口の大沼周回道から沼上に出る。足回りは参加者それぞれに、歩くスキー、スノーシュー、わかん、壺足。


歩き初めは陽光が射す天気で、大沼公園の島々(岩屑(がんせつ)なだれによる「流れ山」)越しに吉野山(484.3m)が望めた。


「晴れているうちに」と、ズームで撮った駒ヶ岳の剣ヶ峰(1,131m)と円山。


前日に当会・K副会長が別グループ参加で付けた踏み跡を辿り、大沼の中央部に向かう。横津岳には、右手(西)から雪雲が架かってきた。途中で他グループ1名が引き返す。


歩き始めて25分、雪が降り出した中で最初の休憩。


歩き始めて60分、ルートのほぼ中間点に当たる「鞍掛岩(くらかけいわ)」の傍で2回目の休憩。


同じ場所、雪降りの中を当会・M会長(「北斗市自然に親しむ会」の代表でもある)が氷の厚さを調べるため、持参した手動ドリルを操作する。数名が交替で作業した結果、氷の厚さは約40センチと判明。壺足歩行でも何ら問題ない。


「鞍掛岩」から北東方向に「東大沼キャンプ場」を目指す。降雪により見通しが悪くなったが、地形図や方位磁針などで方向を確認した。


11時30分、無事「東大沼キャンプ場」の岸に上陸(所要時間:1時間50分)。予め回していた車に乗り合わせ、セミナーハウスに戻った。


希望者は、大沼湖畔にある大沼牛ステーキ店で昼食。


同店の給餌場にきたヤマガラ2羽。


2月11日(日)も無事に実施できればと願います。


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