5月27日(月) 烏帽子岳周辺の笹刈り(登山道整備)
昨年10月、渡島総合振興局東部森林室による横津岳~烏帽子岳縦走路の整備(笹刈り)に、当クラブも手伝いをした(こちら)。今回は、この時の残り部分を整備するため、同森林室と共同で作業に当たった。参加は会員11人と「函館マウンテンクラブ」のNさん、同森林室の職員さん2人。
先ず、烏帽子岳(1,078m)頂上に集合。ここで三チーム(それぞれに刈り払い機を操作する人、笹の片づけ・刈りこぼした笹の切り取り・邪魔な枝の処理・燃料や器械操作担当者ザックの運搬をする人)に分かれて、作業を始めた。
烏帽子岳頂上から袴腰岳に向かう際に利用する東側連絡路の笹刈りを開始。笹が1mほどの高さに延びて登山道を覆い、廃道状態になっていた。
器械が刈りこぼした笹を手鋏で切り取る。
立派な登山道が復活。
脇の「きわ剃り」整形で、より豪華に…。
二つのチームの作業によって、烏帽子岳頂上部の三角形登山道が開通した。
もう一つのチームは烏帽子岳から第二湿原近くまでの区間を担当し、これも笹刈りが開通。
第二湿原は乾燥化が進んでいる。湿原の脇は桜が真っ盛りだった。チシマザクラかミネザクラか…。
気象レーダーまで、延びてきた笹を刈り払いながら帰路につく。縦走路の脇にも、桜が咲いていた。
ピンクっぽく見えるのは桜、さくら、サクラ…。桜が沢山自生していることに驚いた。
昨秋からの3回の作業により、沢山の方に利用していただける登山道が立派に復活した。今年の秋にも、登山道整備の手伝いを予定しています。
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