函館山楽クラブ(旧)

相変わらず降雪が続いていたが17日の天気予報は「曇りのち晴れ」となり，先週の台場山に続いて七飯岳登山を実施できた。実際に行ってみると曇りとは言え時々青空も見え，牧場から頂上までを除くと風もほとんどなく，快適な登山となった。城岱スカイラインのゲート手前に車を駐車して準備を始める。他には，すでに登り始めたと思われる人の車が一台，私たちの後に到着した車が一台あった。


準備を済ませて8時45分に出発。50分ほど歩いて採石場の縁から頂上を望む。


広いところまで移動して少し休憩。


旧採石場の脇を通って第2の尾根へ向かう。


50分ほど歩いて傾斜もきつくなったところで休憩。


11時，牧場に出た。頂上背景の濃い青空に吸い込まれる。


振り返ると大野平野には雪雲が厚く掛かっていた。


いつもは頂上へ直登はせず右へ迂回して通称「ライオン岩」のルンゼを登るのだが，この日は積雪も多く，新雪だったので万全を期してルンゼは登らず，頂上へ直登することにした。


途中で振り返ると雪の積もった大野平野と函館市街地が一望できる。


11時40分頂上着。30分ほど頂上の小屋脇で昼食。風が当たらずゆっくりできた。先週の台場山でも毛虫が見られたがここでも見られた。雪の中にいたのに人間がどかどかやって来て安眠を覚まされた体。


頂上から見た函館山と横津岳。



12時15分に全体写真を撮って下山開始。


頂上からほとんど転げるように牧場へ下りる。ほぼ30分弱で牧場縁まで下りた。ここで休憩しながら後続を待つ。牧場下の吹き溜まりは雪洞作りに最適。


その吹き溜まりの上を後続が下りてくる。約一名が尻滑りを試みるも深い新雪で滑らず残念。




第2の尾根の終わりまで下りて来て休憩。どこから尻滑りをしようか見定めている人も数名。新幹線の新函館北斗駅も見える。



13時40分に下山終了。装備を解き，一度集合し，七飯岳初登山の方の感想を聞いて車毎に解散した。この日は久し振りに好天の気持ちの良い登山でした。