2018年11月05日
11月4日(日) 毛無山(登山道整備)
北斗市の毛無山(750.4m、通称:北斗毛無山)は近年、当クラブが毎年登山道を整備しており、初冬は夏の間に伸びた笹刈り作業を行っている。今回の作業には当クラブ会員26人に加え、「函館マウンテンクラブ」さんから刈り払い機4台と共に力強い5人の参加があった。
登山口の駐車場で、M会長から出発前の注意事項が伝えられる。当クラブが整備に加わる前、マウンテンクラブのTさん(今回も参加)が数日をかけて笹刈りをされていたことをWさんが紹介。全員で拍手を送る。刈り払い機7台ごとに4~5人ずつのグループに分けて、8時15分に出発。

刈り払い機を運び上げるのは、長いのとやや重いのとで少々辛い。運搬には女性も積極的に力を貸してくれる。

当クラブ会員のYさん夫妻が、前もって七合目(C590m付近)まで笹刈り作業を済まされていた。Yさんは「大石の沼」(現在の五合目)から山頂までの登山道開削に尽力された方であり、保守作業への並々ならぬ努力に頭が下がる。
七合目から笹刈り作業を開始する。7グループそれぞれに、器械の操作、刈り取った笹の除去、ザックや燃料の運搬などを手分けして行う。Wさんグループがこれから作業を行う前の登山道の様子。笹を被ったこの道が…。
![七合目先の登山道[before] 七合目先の登山道[before]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-C%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E4%B8%83%E5%90%88%E7%9B%AE%E5%85%88%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%5Bbefore%5Dk.jpg)
こうして…作業するWさん。
![七合目先の登山道[working] 七合目先の登山道[working]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-D%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E4%B8%83%E5%90%88%E7%9B%AE%E5%85%88%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%5Bworking%5Dk.jpg)
こうなった!…第1級の登山道に変身。手にした鋏で、刈り残った笹や突き出した茎を切り取る。倒木(2枚前の写真の下)も撤去して、すっきり。
![七合目先の登山道[after] 七合目先の登山道[after]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-E%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E4%B8%83%E5%90%88%E7%9B%AE%E5%85%88%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%5Bafter%5Dk.jpg)
先行グループが作業を始めた地点まで繋がると先に進み、次の適当な場所から作業を始める(写真はWさん)。

後ろからI&Aさんグループが近づき、こちらの作業開始点と間もなく繋がる。

作業の合間に駒ヶ岳(1,131m)を望む。10月末に二度冠雪している。

手前には弥五兵衛岳(左、649.9m)と木地挽高原の一角(右)。
![弥五兵衛岳[左]と木地挽高原[右] 弥五兵衛岳[左]と木地挽高原[右]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-I%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E5%BC%A5%E4%BA%94%E5%85%B5%E8%A1%9B%E5%B2%B3%5B%E5%B7%A6%5D%EF%BD%A5%E6%9C%A8%E5%9C%B0%E6%8C%BD%E9%AB%98%E5%8E%9F%5B%E5%8F%B3%5Dk.jpg)
後方の笹原斜面で作業を進めるM会長グループ。

C710m付近で傾斜が緩くなると、マウンテンクラブさんが先行して作業を終えた第1級登山道が延びている。

山頂へ緩やかに続く尾根に出ると、駒ヶ岳の雄姿が美しい。

ダケカンバ越しに、木地挽高原(左手前)と横津岳(奥、1,167m)、大野平野(右)。

C740m付近から、頂上が見えてきた。作業するWさん。

後ろからマウンテンクラブのTさんグループ、当クラブのI&Aさんグループの作業が繋がってきた。

刈り残った笹や突き出した茎を取り除きながら進む。ゴールの山頂は目の前。

12時20分にゴール。頂上の広い一角も笹刈りが終了し、三角点標識(手前)の周りもすっきりした。
![三角点を含む山頂の作業[after] 三角点を含む山頂の作業[after]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-Q%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E4%B8%89%E8%A7%92%E7%82%B9%E3%82%92%E5%90%AB%E3%82%80%E5%B1%B1%E9%A0%82%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%BE%8Ck.jpg)
山頂標識を囲んで集合写真。皆さん、一仕事を終えた後の晴れやかな顔。ちなみに標識は、先に紹介したYさんの揮毫を元にして、当クラブ会員だったJさん(故人)が作成された。取付け部は、樹木の成長に合わせてスライドできる。


ランチタイムをゆっくり摂って、13時5分、下山にかかる。

14時50分、国道脇の駐車場に下山終了。M会長からの挨拶が終わって、現地で解散した。
今回も多数の参加者があり、刈り払い機を多く投入できたため、作業を順調に終えることができた。皆さん、お疲れ様でした。
なお、登山道には羆の新しい落し物2~3か所、掘り起し2か所が認められた。
次の登山道整備は来春、「桧沢の滝」までの丸木橋の補修、頂上までの倒木の処理、標識の補修・補強などを行う予定。
登山口の駐車場で、M会長から出発前の注意事項が伝えられる。当クラブが整備に加わる前、マウンテンクラブのTさん(今回も参加)が数日をかけて笹刈りをされていたことをWさんが紹介。全員で拍手を送る。刈り払い機7台ごとに4~5人ずつのグループに分けて、8時15分に出発。

刈り払い機を運び上げるのは、長いのとやや重いのとで少々辛い。運搬には女性も積極的に力を貸してくれる。

当クラブ会員のYさん夫妻が、前もって七合目(C590m付近)まで笹刈り作業を済まされていた。Yさんは「大石の沼」(現在の五合目)から山頂までの登山道開削に尽力された方であり、保守作業への並々ならぬ努力に頭が下がる。
七合目から笹刈り作業を開始する。7グループそれぞれに、器械の操作、刈り取った笹の除去、ザックや燃料の運搬などを手分けして行う。Wさんグループがこれから作業を行う前の登山道の様子。笹を被ったこの道が…。
![七合目先の登山道[before] 七合目先の登山道[before]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-C%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E4%B8%83%E5%90%88%E7%9B%AE%E5%85%88%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%5Bbefore%5Dk.jpg)
こうして…作業するWさん。
![七合目先の登山道[working] 七合目先の登山道[working]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-D%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E4%B8%83%E5%90%88%E7%9B%AE%E5%85%88%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%5Bworking%5Dk.jpg)
こうなった!…第1級の登山道に変身。手にした鋏で、刈り残った笹や突き出した茎を切り取る。倒木(2枚前の写真の下)も撤去して、すっきり。
![七合目先の登山道[after] 七合目先の登山道[after]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-E%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E4%B8%83%E5%90%88%E7%9B%AE%E5%85%88%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%5Bafter%5Dk.jpg)
先行グループが作業を始めた地点まで繋がると先に進み、次の適当な場所から作業を始める(写真はWさん)。

後ろからI&Aさんグループが近づき、こちらの作業開始点と間もなく繋がる。

作業の合間に駒ヶ岳(1,131m)を望む。10月末に二度冠雪している。

手前には弥五兵衛岳(左、649.9m)と木地挽高原の一角(右)。
![弥五兵衛岳[左]と木地挽高原[右] 弥五兵衛岳[左]と木地挽高原[右]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-I%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E5%BC%A5%E4%BA%94%E5%85%B5%E8%A1%9B%E5%B2%B3%5B%E5%B7%A6%5D%EF%BD%A5%E6%9C%A8%E5%9C%B0%E6%8C%BD%E9%AB%98%E5%8E%9F%5B%E5%8F%B3%5Dk.jpg)
後方の笹原斜面で作業を進めるM会長グループ。

C710m付近で傾斜が緩くなると、マウンテンクラブさんが先行して作業を終えた第1級登山道が延びている。

山頂へ緩やかに続く尾根に出ると、駒ヶ岳の雄姿が美しい。

ダケカンバ越しに、木地挽高原(左手前)と横津岳(奥、1,167m)、大野平野(右)。

C740m付近から、頂上が見えてきた。作業するWさん。

後ろからマウンテンクラブのTさんグループ、当クラブのI&Aさんグループの作業が繋がってきた。

刈り残った笹や突き出した茎を取り除きながら進む。ゴールの山頂は目の前。

12時20分にゴール。頂上の広い一角も笹刈りが終了し、三角点標識(手前)の周りもすっきりした。
![三角点を含む山頂の作業[after] 三角点を含む山頂の作業[after]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub/20181104-Q%E5%8C%97%E6%96%97%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%E6%95%B4%E5%82%99k%E4%B8%89%E8%A7%92%E7%82%B9%E3%82%92%E5%90%AB%E3%82%80%E5%B1%B1%E9%A0%82%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%BE%8Ck.jpg)
山頂標識を囲んで集合写真。皆さん、一仕事を終えた後の晴れやかな顔。ちなみに標識は、先に紹介したYさんの揮毫を元にして、当クラブ会員だったJさん(故人)が作成された。取付け部は、樹木の成長に合わせてスライドできる。


ランチタイムをゆっくり摂って、13時5分、下山にかかる。

14時50分、国道脇の駐車場に下山終了。M会長からの挨拶が終わって、現地で解散した。
今回も多数の参加者があり、刈り払い機を多く投入できたため、作業を順調に終えることができた。皆さん、お疲れ様でした。
なお、登山道には羆の新しい落し物2~3か所、掘り起し2か所が認められた。
次の登山道整備は来春、「桧沢の滝」までの丸木橋の補修、頂上までの倒木の処理、標識の補修・補強などを行う予定。
Posted by まるさん at 23:34│Comments(2)
│登山、山岳、山登り、アウトドア
この記事へのコメント
皆様、お疲れ様でした。
綺麗に成った事だし行ってみようかしら。(笑)
綺麗に成った事だし行ってみようかしら。(笑)
Posted by y^^ at 2018年11月07日 06:49
ヨッシーさん、コメントをいただき、ありがとうございます。
綺麗になった登山道で、初冬の自然を楽しんでください。
ただ、丸木橋が少々痛んでいますので、通過は慎重に…(来春補修)。
綺麗になった登山道で、初冬の自然を楽しんでください。
ただ、丸木橋が少々痛んでいますので、通過は慎重に…(来春補修)。
Posted by 山楽人
at 2018年11月07日 12:30
